【相原が受け取った謎の黒いカバン。そのカバンを狙う「青い顔の男」。果たして、黒いカバンの中身は?そして、青い顔の男の正体は?!】
何が起こるか、作者にもわからない、スリリングな未知の宇宙戦艦ヤマト・ストーリー『爆走問題』!!
「爆走問題総集編・Vol,5 ■エピソード46〜■エピソード61まで」
■エピソード46
思わず受話器を取った山本、…だが。「ええっ!真田さん、一体どうやってこの公衆電話に電話したんだ?!リダイヤルできねーじゃん!ていうか」
ガチャン!と受話器を置きつつ「俺、テレカも小銭も持ってねぇし!もう何が何やらわからーーん!」
…そのころ島は、アルフォン少尉と共に…ユキの家にいた。「再び会えて嬉しいよ、ユキ。助けてくれた事に、感謝する。」微笑むアルフォン。…続く
■エピソード47
「う〜ん、私が助けたいと思ったのは、島君の方だったんだけどね」と軽く笑うするユキに、「はぁ〜……。」と大きくため息をついて、うな垂れる島。「古代に〜古代にブチ殺される〜〜」「でも、緊急事態だったみたいだし。気にしなくていいと思うけど。あのヘンな黒服さん達、追ってこないし。」「そりゃあ、追ってこないと思うよ。この展開…。」
…そのころのカザン司令「島とアルフォンが、ユキの家に!これは最高のネタだ!そのままにしとけ!」…続く
■エピソード48
「確かに、ここに古代進がやってきたら、大変な事になりそうだな」ふっと笑うアルフォン。「…笑いごっちゃねぇ!殺される、アイツは、アツクなると恐いんだぞ!あ〜もう、俺、どーしたら…」悩む島。「そうねぇ…。ま、のんびりしましょ。」とユキが言ったその時…インターホンが鳴った。ドキンとする島。「来客?…ちょっとまってて」その時、島は、生きた心地がしなかった…。そして現れたのは、「うわ!!っ…と、こ、古代、守さん…(汗)」古代守だった。…続く
■エピソード49
「…どうして島と…ええと、キーマン少尉が一緒に?」「あ、違うわ守さん。キーマンじゃなくて…」すると守、笑いながら言ったもんだ「あ、ベムラーゼだったか。」「違う!私は暗黒星団帝国のアルフォンだ!ボラー連邦の丸顔と一緒にするな!大体、お前も『永遠に』に出演しているんだから私の事くらいわかるだろう!」その怒りっぷりを見て、島は思った(…ベムラーゼと間違われちゃあな…。)…続く
■エピソード50
「ん〜?だけど、設定には『キーマン少尉』と書いていたが。」「それはまだ名前が正式決定してなかった時の名前だ!」「それに、私は君と会わずに冒頭で死んでしまうからねぇ。」「完成版のアニメを見ろ!というか、『ヤマトIII』のベムラーゼと私を間違えるとは…屈辱」そう言って、アルフォンは唇をかみ締めてうつむいた。古代守は少し困ったように…ユキに聞いた。「ベムラーゼって、どんな奴だったっけ?」…続く
■エピソード51
ユキ、そして島もアルフォンも思わず、唖然。「え…もしかして、顔知らないとか…」「いや、ど忘れしてしまってね。なんとなく出てきた名前なんだ。『ベムラーゼ』。どんな奴だった?」どんなと言われても。どう説明したらいいのかユキは困惑した。「ぼ、ボラー連邦の…青い顔の…丸顔で…」「あ!ああ!アレか、アレ。」「今更遅い!…ええい、一体お前は何をしに来たんだ!」激高するアルフォンに、古代守は静かに言った。「お茶でも飲もうかなと。」…続く
■エピソード52
一瞬、その場は凍りついた。「茶。」「うん。…と言う訳で、ユキ、紅茶を…」「エッ…」ふと我に返ったユキ「あ、ええと、紅茶ね紅茶!!」慌ててキッチンへ駆け込む。「……茶。」「うん。俺は、通りすがりの管理人だ。」「嘘をつけ!お前、監視人だな!?地球防衛軍のスパイか!それとも古代か!?」密かに島(スパイか古代かって、アルフォン…(汗。)「いや?進は関係無い。会ってないし。ただ単に、通りすがっただけだ。」「通りすがっただと?!こんなタイミング良くユキの家の前を通りすがる訳が無かろう!何か企んでいるな!」「だから、管理人だって言ってるだろう。」「管理ではなく監視だろうが!」「まぁ、なんにしろ…島もアンタもユキを狙ってるからなぁ。進の兄貴としては、一応ここで茶でも飲もうかなと。」「茶を…ん?島が?」と言って、アルフォンは島を見た。「な、なんだよ。」「お前…ユキが好きだったのか?」…続く
■エピソード53
ここで何でそんな話をせねばならんのかと、島はつくづく思いつつ、「うーん…(汗)。」今、テレサの話をしたところでアルフォンはマトモに聞いてはくれねーだろう…。案の定、「もしかして!お前の事だ、古代進のために、身を引いたとか?!」「勝手に決めるなよ。ヒマな時にでもヤマトDVD全部見りゃ分かるかと。」すると突然ユキの家の電話が鳴った。キッチンから出てきたユキが受話器を取る。「もしもし…?あ、山本君!えっ?誰か居るかって?…島君と、古代守さんと…アルフォン少尉が…。あ、うん。…ええっ!」そして、ユキは受話器を持ったまま、古代守に聞いた。「あの…高速連絡艇、使って良いかって…。」…続く
■エピソード54
「使うって、操縦できないだろ、山本は。…月面基地へ行けと言っといてくれ。」「月面基地?」その時、受話器から山本の声が聞こえてきた。『月面ってどーやって行くんだよ、白色彗星帝国来てんだゾ、コラぁ!』「月面基地への定期便で行けと言っとけ。」『定期便!?この非常時に?!ちくしょー!!』そこでガチャンと電話は切れた。「は、白色彗星って…」唖然とするユキたちに、守は落ち着いて言ったもんだ。「ま、とにかく茶をのもうか。」…続く
■エピソード55
憤慨しながら電話ボックスを出た山本は、ターミナルへ向かった。(こんな非常時に定期便なんか出てるわけねーだろ!)「と、思ったら出てるし!しかも、全然非常時になってねーし!…あっ!」ふと気づくと、相原が自販機で缶コーヒーを買っている。「あぁいはらぁぁ!」「やっ!山も…」「お前ナニこの非常時に缶入り飲料飲んでんだ、馬鹿笑い帝国来てんだゾ、コラぁ!」「馬鹿笑い?」「ズォーダーだよ!」「はぁ。笑うねぇ。」「カバン持ってったし、あのカバン何なんだ一体!」すると、相原の顔色がさっ、と変わった。…続く
■エピソード56
「突然、黒いカバンを渡されて、そしたら青い顔の男に追いかけられて、カバンが島に渡って、ワールドカップで、南部もどきで、カザンが同人誌ハマって、デザリアムの黒服で、…アルフォン??てことかな。」
「…ソレ、ぜんっぜん訳わかんねーんだけど。」「いや、だからさ。まとめると、謎の黒いカバンを追う青い顔の男がいて、いろんな事が起こってると。」…しばし、沈黙。「つまるところ、黒いカバンを取り戻して中身を見たら訳わかる、ってことか?」「だと思うよ。」「それで、相原は、ドコへ行こうとしてるわけ?」「いや?ただ単に、ここで缶コーヒー買って飲もうと思っただけ。」…再びしばし沈黙。…続く
■エピソード57
「オメェも来い!月面基地!」「えええっ!俺、行って何すんの?向こうにだって、通信士いるだろ?!」「違う。オメェは、俺の後ろに乗りやがれ。」「乗り…ええっ!コスモタイガー乗るの?!」「そ。複座。ちょいと鍛えてやる。こんな非常時に呑気に缶コーヒー飲んでるような奴ぁ、少し揉んでやらんとなぁ。」「え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!」
そして山本は、嫌がる相原をずるずる引きずりながら、月面基地定期便搭乗ゲートへ向かった…。…続く
■エピソード58
月面基地への定期便の中。青い顔の相原と、のんきな山本。「相原ぁ、そんな、しょんぼりすんなよ。」「だ、だって。」「激突ぁしねぇから安心しろ。」「ホント?」「ったりめーだろ、『さらば』と『2』で2度もやって、もうやらね〜。」「プレステ版があるじゃん…」「あ、そか。」しばらくの沈黙。
……突然、相原は山本の腕を掴んで激しく叫んだ。「激突しないでえぇぇ!」「しねぇってば!するわけねぇだろ!…つーか、そう言う事はもっと早く言えーー!!」…続く
■エピソード59
そこでピン!と山本は思い出した。「相原!イイコト教えてやる。コレを言うと、『ネタバレ』になる重要な情報だ!みんな、心して聞け!」「は?う、うん。(誰に言ってんだ?)」「ワンダースワンのヤマトゲームの、とある会話イベントで、ヤマトが(上下)反転した時、医務室に佐渡先生と南部を配置すると!南部が…南部が、『艦に酔ってしまいました、薬を下さい』と!!」「えっ!あの南部が!?柄じゃないのに」「だろ?ヤマト2での砲塔の爆発でも平気なヤツが、酔う!そして、そして…結局、も」その時、山本は物凄い殺気を感じて言葉を失った。…続く
■エピソード60
「南部!お前、乗ってたのか?!」驚く相原。…そう、山本の後ろには、コスモガンを持ち、物凄い形相をした南部が立っていた。「…南部クンよ。その銃を降ろしてくんない?どーせ、ゲームをやればバレバレなんだし。それに…」山本は、南部の銃に手を当てつつ、「俺の髪型が藪に似てるって言いやがったのはドコのドイツだ?」「うっ…お前、『ワンダースワンネタばらし』ばっかりしやがって!バ●ダイから訴えられるぞ!」「知ったこっちゃねーな。ケロケロしちゃった南部クン。」一瞬、全員が(?)凍った。「な、南部…お前…。」天井まで(?)真っ赤になった南部「仕方ねぇだろ、俺だって人間なんだからよ、酔ったりするさ――」…続く
■エピソード・クリスマス特別版■
…と、南部が叫んだ頃、唐突だが、ユキの家ではクリスマスパーティが開かれていた。メンバーは、ユキ・島・古代守・アルフォン…という、素晴らしき組み合わせである。「この状況で、どんな同人ネタを考えるんだろうな、火山は。」「古代の兄よ、…司令は火山ではなくカザンだ。」「いや、でもアルフォン。なんかどうしても火山って変換したくなるんだよ。なぁ?島。」「う…まぁ」「火山、冬コミに行くのかな。コスプレ広場に居たりして…。」「居ても何のコスプレか、わからないんじゃないかしら。」「そうだな、ユキ。」その時、島はつくづく思った。(俺達もうすっかり…同人!?)
そしてユキがケーキを切り分けて…ケーキと紅茶(れもんてぃ〜)で「メリー・クリスマス!」
■エピソード61
「――!」と叫んだ南部、一転してくったりと溜め息をつき、「あのイベントを見た俺のファン、ショックだったろうなぁ…。」「いや?どこぞのお前の大ファンは、爆笑してたぞ。」「爆笑…。」「うん。」「カワイイ、って。」「はあ…ぁあ?山本、お前、適当な事ばっか言ってるんじゃねぇだろうな」「マジだってば。…それよか、何でお前、ここにいるんだよー。」「え?なんか、古代守さんから連絡を受けて、白色彗星来たから、定期便に乗れって。」すると山本、何故か相原と南部を交互に見て、イミシンに「ふぅん…。俺はてっきり、相原を追っかけて来たのかと思った」と言った。…続く
■そしてエピソードは2003年も続く。(続くんか!!)…続いてるよ!!!
…この話の基本は、「『青い顔の男』から、謎の黒いカバンを持って逃げている」話です。
…総集編Vol,6へ続く…