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■■爆走問題・総集編4

【相原が受け取った謎の黒いカバン。そのカバンを狙う「青い顔の男」。果たして、黒いカバンの中身は?そして、青い顔の男の正体は?!】

 『その日の思いつきで突っ走った、それが爆走問題。』

「爆走問題総集編・Vol,4 ■エピソード35〜■エピソード45まで」

■エピソード35
 「とーひんって、盗んだんか?!お前!」「バカ言うなよ。盗まれたのを取り返したの!!…さっき、後輩と立ち話してたら、あのヘンな黒服野郎が突然バイクを『緊急事態だ、よこせ!』とか言ってぶん取って行きやがってさぁ。どーしたもんかなと思ってたらさ。奴ぁ、そこの交差点で止まって、『島を捕まえろ!』とか仲間に叫んでる。そこに!!俺様がタックル食らわして、取り返したワケ。」
 「はぁ…免許無くて…よく乗れるな…山本。」「あっはっはぁ、こんなモン、戦闘機と一緒一緒〜。」「…はぁ(汗)。んで、その後輩って誰…」と島が言いかけた時。「あ、いた。おーい、揚羽、お前のバイク、取り戻してきてやったぞー!」「揚羽って…あ、揚羽のバイクうぅ!?この大型がぁ!?」…続く

■エピソード36
 山本が揚羽にバイクを渡すと、揚羽は感極まった様子で「ありがとうございますうぅぅ、山本先輩っ!」と敬礼。「なに、別にいーって。」「よくねぇよ、免許取れって山本!!」
「えっ…。山本先輩、大型免許持ってなかったんですか!?」「そーなんだよ揚羽、コイツ、免許ねェのに…」「まぁまぁまぁ。島も揚羽も固いこと言わないの。運転できればいいじゃんか。」それを聞いた島と揚羽、同時に叫んだ「道交法違反!交通ルールは守りましょう!」「す…スミマセン…。(やっぱ、イカンわな…)」…続く

■エピソード37
 しょげた山本、気を取りなおし、島に向かって「で、…島は一体、何やってた訳?ヘンな奴らに追っかけられてさ。あいつら、何?」と聞いた。「え?ああ…何だか俺にもよくわからん。突然現れて、何なんだろうな、あの黒服は。」…すると、背後から声が。「暗黒星団帝国(デザリアム)の連中だ。」驚いてばっ!と振り向くと、そこには…「アルフォン少尉!!」…続く

■エピソード38
 「何で、お前がアルフォンを知ってるんだよ山本!」すると山本、事も無げに「え?だって、そりゃあ『永遠に』のDVD観たからさぁ。ユキにフラれた奴だもん、知ってるよ。」島、ちょいと呆れる。「はぁ。まぁ、とにかく。」それからアルフォンを見て、「…今度は何の用かね。…ホントによくよくデザリアムの連中と会う日だなぁ、今日は…。」と、ため息。そんな島を見ながら、表情ひとつ変えずに、アルフォン少尉は言った。「島、私と一緒に逃げて欲しい。」…続く

■エピソード39
 「カザン司令が、私に島を口説かせようとしている。だから、逃げなければならない。」
 アルフォンの言葉を聞いた島「…アタマ打ったかな。俺…。」
 揚羽も、唖然としながら「…島さんじゃなくて、ユキさんを口説くのでは…。」
 しかしアルフォンは至極真面目な顔で「いや、司令は、私と島をネタにするつもりなのだ。だが、私は司令のネタになる位なら、逃げた方がマシだと思っている。」
 それを聞いた山本、ひとり納得したようで、馬鹿笑いしながら「マジ?面白すぎ!その同人誌、読みたいわ俺!!デザリアムのボーイズラブ本!サイコー!」
 それを聞いた島、やっと理解したようで、「冗談じゃねぇ!笑いごっちゃねぇ!古代に殺される!逃げる、逃げるぞ!」「そうだな、古代がブチ切れるかもな〜。逃げた方がいいねぇ。よし、俺も一緒に行こ。」「状況はわかって頂けたようだな…。では、私について来るように…」そう言って、走り出すアルフォン。続いて島、そして山本。 
 …後には未だ、何の事やら理解できていない揚羽がひとりポツンと残された。…続く

■エピソード40
 「で、どこに逃げるんだ?」「島、アンドロメダは操縦出来るか?」そのアルフォンの問いに、思わず顔を見合わせた島と山本。
 「アンドロメダって…アレか、山本。」「この場合、地球防衛軍の新鋭戦艦だな。島…って」
 島と山本、同時に「アンドロメダああぁぁ!?」
 アルフォン「ヤマトは現在イカルスだ。アンドロメダで行くしかなかろう、デザリアムに。」
 「デザリアムってなんだっけ、島。」「暗黒星団帝国母星…。DVD見たならわかるだろう山本!」
 「灯台もと暗し。というわけだ。わかって頂けたか?」
 島「無茶苦茶言うなー!!そんな、行けるか40万光年もブチ離れたトコに!」
 山本「行こう!面白そうだ…」
 島「お前、反逆罪で捕まりてぇのか、勝手にアンドロメダ動かしてただで済むと思うなよマジで!」…続く

■エピソード41
 その頃、カザン司令はコミケで買った同人誌を読みふけっていた。…その時「司令、申し訳ありません!島大介を…見失いまして…」「島はネタだ!ネタ…ん?まてよ…。…アルフォンはいるか?!」「えっ?…そういえば…見かけませんが…。」「何っ!…もしやアルフォン、私の考えを見抜き、島を連れて逃げようと…!お前達、暗黒星団帝国の名にかけて、2人を捕獲しろ!草の根分けてでも探し出せ!」「はっ!」
 …その頃、山本は「だって、一応…地球の危機だし。ちょっくらアンドロメダ拝借したってどーってこと」
 島「どこらへんが地球の危機なんだよ、未知のメッセージでも来てんのか?えぇ?」
 山本「うぐ…と、ところで、気になってたんだけど…島が持ってる、その黒いカバン、何?」…続く

■エピソード42
 その時、突然アルフォンが叫んだ。「誰だ!」ふと見ると、いつの間にか島の背後に、青い顔の男が立っている!「うをあ!に、逃げるぞ!」走り出す島。「島、何で逃げるのだっ?」「この黒いカバンはアイツに渡したらダメなんだ!」少し走った所で、先頭の山本が気付いた。「あっあれ…!デザリアムの黒服だ!」立ち止まる3人。後ろには、青い顔の男。前方には、黒服たち。「どうする?」…続く

■エピソード43
 「…オイ、島。そのカバン、俺によこせ。」「…え?」「アルフォン、島を頼んだぜー!」と言うなり山本は、黒いカバンを島からひったくって、走り出した!山本を追う青い顔の男。
 「や、山本ッ…」思わず叫んだ島の声に、黒服たちが気付いた。「いた、島だ!!」「逃げるぞ、島!」逃げだすアルフォンと島。「や、山本おぉ〜……。」(うぅ、心細すぎ…誰か、誰か地球人の人、求む!!!)…続く

■エピソード44
 …さてと。どこへ逃げたもんかい…。理由はよくわからんが、とにかく青い顔の男に追いかけられている山本は、呑気に「逃げ先」を考えていた。…この黒いカバンが、奴の手に渡らなけりゃ、いいわけだ。…んん?まてよ。てことはぁ、海にでも投げ捨てれば、それで済む話じゃ……。よっしゃあ!海に、捨てちまえ―――!
 山本は、黒いカバンを海にうぉりゃあっ!と投げ捨てた。すると突然、ざばぁぁぁっと・・・海の中から白色彗星帝国が現れた。…続く

■エピソード45
 あっっ唖然とする山本。ふと気付けば、隣に青い顔の男がボーゼンと立っている。「か、カバン、あそこ。」山本は、ゆっくりと上昇していく白色彗星帝国を指差して言った。すると突然!近くの公衆電話がジリリリンと鳴った。「んあ!?」なにはともあれ、電話ボックスに入って、受話器を取る。「も、もしもし…」「オイ!黒いカバンはどうした!」「えっ、あっ、はっ、はっくしょく帝国彗星帝国が持ってった…」「なんだと!?イカン!」と、そこで電話は切れた。「あ、もしもし?もしもーーし。…切れちゃった…。」受話器を置いて、ふと気がついた。「…今の電話…真田さんだ!!」…続く

 …この話の基本は、「『青い顔の男』から、謎の黒いカバンを持って逃げている」話です。

…総集編Vol,5へ続く…

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2002年12月17日初掲載  2005年 5月 再掲載